『正倉院展』に因んだ料理②
『種々薬帳』とは…東大寺の大仏様に光明皇太后が献納した薬の
目録で、皇太后は病弱であった夫、聖武天皇が無事に極楽浄土に
行けるように、当時ではとても貴重な薬60種を献納したようです。
薬物はほとんどが唐からの輸入品だと言われています。
その薬物は21個の木箱に入れられていて、そのうち現存する
物は38種、植物性、動物性、鉱物性、化石などです。
今回のコースで使用している生薬は、「ズイ核:バラの実」、
「桂心:シナモン」、「甘草:食用とれている花
の蕾(金針菜)を使用」、「ショ糖:サトウキビ
等の砂糖」などに加え、現代漢方で使われている「葛根:くず」
「真珠粉」、「烏骨鶏スープ」、「龍眼肉」、「ナツメ」、「蓮の実」
「生姜」、「岩茸」他、少量づつ多種類の食材を使用しています。
是非一度、お試し下さい。コースは当日の予約も承っております。
正倉院展期間中は込み合う時間がございますのでご予約下さると
ゆっくり召し上がって頂けます。
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